「株価は板の厚い方に動く」の解説

「株価は板の厚い方に動く」の解説

一般的に板が厚ければ、そこで抵抗感が出てきて板の薄い方に動きそうなものですが、実際には板の大きな方へ動くことがよくあります。

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例えば以下のような板状況があったとしましょう。

 売り板  株価  買い板
225000 360
198000 359
145000 358
230000 357
356 49000
355 52000
354 36000
353 21000

こういう時は、大体売り板を飲んでいきそのまま株価が上昇していく傾向にありますが、なんでもかんでもそうなるとは限りません。

まず大事なこととして、一瞬だけこのような板の配置になるのではなく、しばらくの間この板の厚さ関係を維持していることが絶対条件になります。

つまり、板だけ見れば売り優勢なのに株価が動かない、すなわち強いと言えるからです。


そしてこのような株価の配置は、大口の投資家にとっては売りにくいですよね?

なにせ10万株を捌こうとすると、356円、355円の買い板を一気に食っていかないといけなくなります。

また逆に、357円の23万株を大口が買っていったとすると、さらに上で捌くためには株価を押し上げ、出来高や板の厚さを増やすしかありません。

中途半端に仕掛けにくいわけですね。


最後に、このような板の配置になった場合、356円にはちょこちょこと売りの注文が入るのが普通です。

でも357円の板が厚いので仕掛けにくい。

つまり、大口の投資家が356円で株を集める絶好のチャンス、ということになります。

そして集めたあとは株価を押し上げてその間に売りぬく、という形です。


株価は板の厚い方に動くというのを解説すると大体このようになりますが、ここらへんは低価格帯の銘柄の方が取引しやすいかもしれません。

こういった板状況があれば、狙ってみるのもいいでしょう。

ただしその時は、下がり始めたらすぐ損切りすること。

買い集めではなく、純粋に売りが強まってきたということですので。

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2011年4月22日||トラックバック (0)

カテゴリー:板との闘い

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